ラ・バンド・サンパ メンバーの紹介

*写真およびプロフィールは各演奏会時のものになります。


Maitre de Bande/Cor バンドマスター/ホルン

塚田 聡 Satoshi Tsukada

 東京藝術大学卒業。アムステルダム音楽院に学ぶ。留学時にC.モーリー氏にナチュラルホルンを、K.ヒュンテラー氏にフラウト・トラヴェルソを師事するなど古典派音楽への造詣を深める。その10年後に文化庁在外研修生として再度渡欧、T.ファン・デア・ツヴァルト氏にナチュラルホルンを師事する。

 現在、東京フィルハーモニー交響楽団ホルン奏者として、またオルケストル・アヴァンギャルド、バッハ・コレギウム・ジャパンなど、国内のオリジナル楽器アンサンブルに参加活躍している。浜松市楽器博物館コレクションシリーズCD、No.18「ナチュラルホルン」およびNo.48「森の響き〜ブラームス:ホルントリオ」をリリース。モーツァルト時代のディヴェルティメントをメインレパートリーとする室内合奏団「ラ・バンド・サンパ」を主宰。モーツァルトのホルン協奏曲第1番と第3番を日本モーツァルト協会の例会で演奏。「ナチュラルホルン・アンサンブル東京」のメンバー。


Violon ヴァイオリン

桐山 建志 Takeshi kiriyama 

 東京芸術大学大学院修了。フランクフルト音楽大学卒業。98年、第12回古楽コンクール「山梨」第1位。99年ブルージュ国際古楽コンクールソロ部門第1位。現在、「オーケストラ・シンポシオン」のコンサートマスター、「エルデーディ弦楽四重奏団」「ラ・フェート・ギャラント」「コンヴェルスム・ムジクム」のメンバー。フェリス女学院大学非常勤講師。


Violon ヴァイオリン

大西 律子 Ritsuko Ohnishi

 国立音楽大学卒業。バロック・ヴァイオリンで第14回古楽コンクール(山梨)第3位入賞。「カンタータ・ムジカ・Tokyo」「Millennium Bach Ensemble」「モーツァルト・アカデミー・トウキョウ」「ヨハネス・カントーレス」のコンサート・マスター。古楽・モダンを問わず様々な室内楽グループやオーケストラで活躍。「国分寺チェンバー・オーケストラ」の弦楽器トレーナー、国立音楽大学非常勤講師。


Violon ヴァイオリン

藤村 政芳 Masayoshi Fujimura

 東京芸術大学卒業。新日本フィルハーモニー交響楽団にフォアシュピーラーを歴任し、現在、東京フィルハーモニー交響楽団の2ndヴァイオリン首席奏者。


Violon ヴァイオリン

杉田 せつ子 Setsuko Sugita

 東京芸術大学とウィーン国立音楽大学に学ぶ。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」で評判をとったエンリコ・オノフリ率いるディヴィノ・ソスピロのメンバー。


Violon ヴァイオリン

小池 まどか Madoka Koike

 宮城学院女子大学音楽科卒業。06年、第20回山梨古楽コンクール第1位。仙台フィルハーモニー管弦楽団団員。


Violon et Alto ヴァイオリン&ヴィオラ

長岡 聡季 Satoki Nagaoka 

 東京芸術大学室内楽科博士課程に在籍中。各地の音楽祭、オーケストラの客演首席奏者として活躍する他、オリジナル楽器奏者としても「バッハコレギウムジャパン」「オーケストラシンポシオン」等で活躍している。作・編曲、即興演奏なども手がける。


Alto ヴィオラ

森田 芳子 Yoshiko Morita 

 東京芸術大学卒業。バッハ・コレギウム・ジャパン、18世紀オーケストラのメンバー他、多くの古楽器アンサンブルで活躍中。


Alto ヴィオラ

深沢 美奈 Mina Fukazawa 

 1993年、第3回日本室内楽コンクール入選。1995年、東京文化会館新進音楽家デビューコンサートに出演。東京藝術大学を経て同大学大学院を修了。

バロックヴィオラを森田芳子、若松夏美の各氏に師事。ガンバを福沢宏氏に師事。

バロック、モダンと幅広くオーケストラと室内楽にて活動中。


Violoncelle  チェロ

西沢 央子 Nakako Nishizawa 

 東京芸術大学卒業。日本の主要古楽器アンサンブルのメンバーとして音楽祭、演奏会に多数出演。


Contrebasse コントラバス

 布施 砂丘彦 Sakuhiko Fuse

 東京芸術大学卒業。フリーランスのコントラバスおよびヴィオローネ奏者、批評家、音楽プロデューサー。10代の頃より仕事としての演奏活動を開始。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてプロオーケストラの定期演奏会への首席客演、テレビや映画の音楽の演奏などを行う。演奏の仕事がすべて停止したコロナ禍において音楽批評を始め、2020年9月に時評「音楽の態度」で第7回柴田南雄音楽評論賞奨励賞を受賞してデビュー。その後は自らの批評に応えるかたちで公演の企画制作を始め、いくつもの自主公演を主催してきた。

 古楽器の演奏も精力的に行なっており、多様なサイズ、多様な調弦のヴィオローネを、その楽曲に適した弓の持ち方で演奏する。これまでにアントネッロ、エクス・ノーヴォ、オルケストル・アヴァン=ギャルド、バッハ・コレギウム・ジャパン、ボナ・ムジケ・メンブラなどに参加。また、実験音楽のパフォーマンスや新曲初演も行う。

 批評家としては朝日新聞をはじめとして、雑誌やウェブメディアなどさまざまな媒体に寄稿。現在、ミヒャエル・ハイドン・プロジェクト主宰、音楽祭「箱根おんがくの森」アートディレクター、「箕面おんがく批評塾」(箕面市メイプル文化財団主催)塾長などを務める。

写真©︎Martin Chiang


Contrebasse コントラバス

小室 昌広 Masahiro Komuro

 東京芸術大学大学院修士課程修了。オーケストラ・室内楽奏者としてだけでなく、異ジャンルのアンサンブルにも参加し、多方面で活躍している。作・編曲、指揮も手掛け、その作品は東京交響楽団等で演奏されている。東京芸術大学及びミュージック&メディアアーツ尚美、講師。


flûte フルート

前田 りり子 Liliko Maeda

 全日本学生音楽コンクール西日本大会フルート部門高校生の部第1位。バロック・フルートで桐朋学園大学に進学後、デン・ハーグ王立音楽院大学院修了。山梨古楽コンクール第1位。1999年ブルージュ国際古楽コンクール第2位。バッハ・コレギウム・ジャパンなどで活躍。著書に「フルートの肖像」(東京書籍)。東京藝術大学、上野学園大学非常勤講師。


flûte フルート

新井 道代 Michiyo Arai

 東京音楽大学及び、同大学院にてモダン・フルートを学ぶ。その後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学し、フラウト・トラヴェルソ(バロック・フルート)を学ぶ。帰国後は、古楽オーケストラ、アンサンブル等で演奏活動を行う傍ら、地元でのコンサートシリーズ、『古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ!』を企画・開催し、好評を得ている。


Hautbois オーボエ

三宮 正満 Masamitsu San'nomiya

 中学時代、バロック・オーボエのサウンドに魅了され、本間正史氏に師事。その後、モダン・オーボエを本間正史、吉成行蔵、蠣崎耕三の各氏に師事。1995年、武蔵野音楽大学卒業。在学中より演奏活動を始め、数々のオーケストラで演奏。バロック&クラシカル・オーボエプレーヤーとして、ソロ、室内楽、オーケストラを中心に活動。ブルージュ国際古楽コンクール第二位受賞。’96年より「バッハ・コレギウム・ジャパン」J.S.バッハ=カンタータ全曲レコーディングに参加し、数々のオーボエ・オブリガートを演奏。ソリストとしてカーネギーホール、プラハの春音楽祭などに出演。2002年より東京藝術大学古楽科講師として後進の指導にもあたっている。’08年より田村次男氏、’22年から石舘知子氏と共にバロックオーボエを製作している。ソロアルバム「ヴィルトゥオーソ・オーボエ」「19世紀パリのオーボエ作品集」「ヴィダーケア・デュオソナタ集」をリリース。今まで100枚以上のCD録音に参加。NHK-FM「名曲リサイタル」、NHK-BS「クラシック倶楽部」等に出演。現在「バッハ・コレギウム・ジャパン」首席オーボエ奏者。東京藝術大学古楽科講師。「Les Vents Romantiques Tokyo」主宰。 


Hautbois オーボエ

荒井 豪 Go Arai

 2013年 桐朋学園大学音楽学部を卒業。2013年ブレーメン芸術大学大学院古楽器科に入学。 2015年ベルリン芸術大学大学院古楽器科に入学、2018年 同大学院を最優秀の成績で卒業。 2013年に渡独したのち、ベルリン古楽アカデミー、バッツドルファー・ホーフカペッレ、ディ ヴィーノ・ソスピーロ、ブタペスト祝祭管弦楽団など、ヨーロッパ各地の主要なオーケストラと共演。 2015年からはバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして定期演奏会や、その他のプロジェクト・録音に参加。 オルケストル・アヴァン=ギャルド、レ・ヴァン・ロマンティーク・トウ キョウなどのメンバー。 そして圓谷俊貴氏が主宰するプロムジカ使節団では、首席オーボエ奏者 および管楽器部長を務めている。 2017年6月にはライプツィヒ・バッハ音楽祭にてJ.C.バッハの四重奏曲集 Op.8を演奏。同時に Coviello CLASSICSより同曲集を世界初録音としてリリース。 また2022年7月にリリースされた レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウの1st.アルバム「モーツァルト・ベートーヴェン: 木管 八重奏」においてはオリジナル楽器を使用し、その録音に参加。ピリオド楽器、モダン楽器の壁 を越えてバロックから近現代まで演奏の幅を広げている。

ウェブサイト: http://go-arai.com/

写真© Ryusei Imai


Hautbois オーボエ

尾崎 温子 Atsuko Ozaki

 東京芸術大学大学院修了。ブリュッセル王立音楽院修了。「バッハ・コレギウム・ジャパン」「オーケストラ・シンポシオン」「コンヴェルスム・ムジクム」「アンサンブル《BWV2001》」他で活躍。


Hautbois オーボエ

森 綾香 Ayaka Mori

 沖縄県立芸術大学音楽学部卒業、桐朋学園大学研究科修了。都内を中心にオーケストラ、室内楽等で活動中。沖縄県立芸術大学オーケストラ非常勤講師。


Cor ホルン

大森 啓史 Keiji Omori

 滋賀県出身。12歳よりホルンを始める。

 東京藝術大学音楽学部を経て、同大学大学院を修了。1998年より1年間シカゴに留学。ホルンを小山亮、守山光三、松崎裕、故・デール・クレヴェンジャー、故・アーノルド・ジェイコブスの各氏に、室内楽を山本正治、関山幸弘、海鋒正毅の各氏に師事。

1995年、第10回練馬文化センター新人演奏会オーディションにて優秀賞受賞、同演奏会でK.アッテルベリ作曲のホルン協奏曲を東京ニューシティ管弦楽団と共演。アフィニス夏の音楽祭に2度にわたり参加。

 現在(公財)千葉交響楽団にて1・3番ホルン奏者を務めるほか、 エマーノン・ブラス・クインテット、エロイカ木管五重奏団、習志野天文部メンバー。日本各地のオーケストラや吹奏楽団へ客演首席としての登場も数多い。また、ナチュラルホルン奏者としても国内のオリジナル楽器演奏団体に多数参加、録音している。日本初のプロフェッショナル奏者によるナチュラルホルンアンサンブルグループである「ナチュラルホルンアンサンブル東京」のメンバーとしても活動しており、2020年にリリースされたCD”re-Discovery”はレコード芸術紙で特選盤に選出されるなど高い評価を得ている。

 洗足学園音楽大学非常勤講師。日本ホルン協会常任理事。

写真© Ayane Shindo


Cor ホルン

大野 雄太 Yuta Ohno

 山形県新庄市出身。高校1年生からホルンを始める。山形大学教育学部を卒業後上京。東京藝術大学大学院にてホルンの研鑽を積む。在学中に新日本フィルハーモニー交響楽団へ入団。2011年に東京交響楽団へ首席奏者として移籍。2023年に退団し聖徳大学音楽学部准教授に就任。後進の指導を行いつつ、各地のオーケストラで客員奏者として活躍中。ホルンを岡本和也、守山光三、水野信行の各氏に師事。

 ナチュラルホルン奏者としてクラシカルプレイヤーズ東京に参加。2012年2月東京文化会館小ホールではソリストとしてモーツァルトホルン協奏曲第3番を演奏。

 また、演奏以外にも言葉と音楽を組み合わせた演奏会の企画立案を積極的に行っている。これまでに、全曲目が昭和歌謡の演奏会「ホルンで紅白歌合戦」、朗読と演奏を組み合わせた「銀河鉄道の夜(宮沢賢治)」「ファウスト(ゲーテ)」などを発表。ベートーヴェンの生涯を弟子ツェルニーの視点から語った朗読音楽劇はミューザ川崎主催の上演で万雷の拍手を得た。現在はブラームスに関する朗読劇台本を執筆中。

 日本ホルン協会常任理事。2児の父。


Cor ホルン

能瀬 愛加 Aika Nose 

 石川県出身。12歳よりホルンを始める。小松市立高等学校芸術コース、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程修了。

 これまでにホルンを松田浚良、日髙剛、西條貴人、伴野涼介、五十畑勉、石山直城の各氏に師事。室内楽を古賀慎治、日高剛、和久井仁、山本正治、岡崎耕治、東誠三、五十畑勉、齋藤和志の各氏に師事。

 現在、フリーランスの奏者として全国各地のオーケストラへの客演を始め、室内楽での演奏活動や、後進の指導などを行なっている。

 また古楽器奏者としても、バッハコレギウムジャパンを初め、様々な団体の演奏に参加している。


Cor ホルン

岡村 陽 You Okamura

 東京芸術大学卒業。日本音楽コンクール入選。日本管打楽器コンクール第3位入賞。東京芸術大学管弦楽部非常勤講師を務める。


Cor ホルン

藤田 麻理絵 Marie Fujita

 武蔵野音楽大学卒業。同大学卒業演奏会、読売新人演奏会に出演。第1回ホルンコンクール第2位受賞。現在、新日本フィルハーモニー交響楽団団員。


Basson バスーン

村上 由紀子 Yukiko Murakami

 福岡教育大学音楽科卒業後東京藝術大学別科及び大学院にて岡崎耕治氏に師事。オランダ王立デンハーグ音楽院にてヒストリカルファゴットをドナ・アグレル氏に師事。現在オランダ在住。これまでに18世紀オーケストラ、オランダバッハ協会、La Petite Bande、Ricercare Consort、Il Fondamento、Anima Eterna、Freiburger Barockorchester、Musica Antiqua Köln、Collegium1704、Capella Cracoviensisその他にてツアーや録音等に参加。バッハコレギウムジャパンのカンタータ全曲録音においても多数の録音を残している。2022年にレヴァンロマンティックトウキョウのメンバーとしてモーツァルトとベートーヴェンの管楽八重奏とピアノ五重奏のCDをリリース。


Basson バスーン

 

 

向後 崇雄 Takao Kogo

 埼玉県さいたま市出身。17歳よりファゴットを始める。武蔵野音楽大学ならびにケルン音楽大学卒業。ライン・ドイツ歌劇場管弦楽団研修生を経て、東京都交響楽団に入団。これまでにファゴットを岡崎耕治、故ゲオルク・クリュッチュの各氏に、古楽器をヴォルフガング・ダイ氏に師事。オリジナル楽器で演奏するオーケストラ・リベラ・クラシカ、バッハ・コレギウム ・ジャパンのメンバーとしても活動する。


Basson バスーン

岡本 正之 Masayuki Okamoto

 東京芸術大学を卒業と同時に東京都交響楽団に首席ファゴット奏者として入団。第6回日本管打楽器コンクールでファゴット部門第1位及び大賞受賞。ハノーファーとシュトゥットガルトにて研鑚を積んだ。近年はバロックバスーンやクラシックバスーンで古楽器グループにも参加している。東京芸術大学非常勤講師。


Basson バスーン

江崎 浩司 Koji Ezaki

 桐朋学園大学古楽器科卒業。2000年「ラ・フォンテーヌ」メンバーとしてブリュージュ国際コンクール・アンサンブル部門第2位。「ラ・フォンテーヌ」「タブラトゥーラ」「トロヴァトーレ・レヴァンティ」各メンバー。(故人)


Clarinette クラリネット

 

満江 菜穂子 Nahoko Mitsue

 昭和音楽大学器楽学科演奏家コースを卒業後、同大学院修士課程を学長賞を受賞し修了。デン・ハーグ王立音楽院古楽科を修了。歴史的クラリネットの第一人者E.ホープリッチ氏に師事。ヨーロッパ滞在中には、ブリュッヘン指揮「18世紀オーケストラ」や、ヤコブス指揮「フライブルク・バロック・オーケストラ」をはじめとするオーケストラなどで演奏。帰国後、東京文化会館において有田正広指揮クラシカルプレイヤーズ東京とモーツァルトの協奏曲を共演。作曲当時のバセット・クラリネットの復元楽器を使用した演奏は、「音楽の友」の演奏会評などで高く評価された。現在、「オーケストラ・リベラ・クラシカ」「バッハ・コレギウム・ジャパン」「オルケストル・アバンギャルド」などのオーケストラで活動するほか、「レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ」の室内楽公演に参加。「モーツァルト・ベートーヴェンの木管八重奏」「フォルテピアノと管楽器のための五重奏曲」のCDをリリース。また、昭和音楽大学講師として、クラリネット・室内楽などのレッスン、楽器研究に関する授業を担当。室内楽コンサートシリーズ「モーツァルトが愛した楽器」を主宰。


Clarinette クラリネット

渋谷 圭祐 Keisuke Shibuya

 神奈川県出⾝。昭和⾳楽⼤学⾳楽学部器楽学科弦管打楽器コースを卒業、同研究⽣を修了。昭和⾳楽⼤学⼤学院修⼠課程を学⻑賞を得て修了。

 2010年、昭和ウインド・シンフォニー定期演奏会にソリストとして出演する。クラリネットを堀川豊彦、中村克⼰、野⽥祐介の各⽒に師事。

 2015年から3年間、テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラに在籍。編曲も手掛けており、ネクサス音楽出版から出版されている。

 現在、広島ウインドオーケストラE♭クラリネット奏者。Quartet I’s、Penta-CLamメンバー。


Clarinette クラリネット

坂本 徹 Toru Sakamoto

 桐朋学園大学古楽器科卒。バーゼル・スコラ・カントールム、オランダ・デン・ハーグ王立音楽院で指揮、古典クラリネットを学ぶ。1993年、ブルージュ国際古楽コンクール、アンサンブル部門で第1位を受賞(トリオ・ファン・ベートーヴェン)。指揮の世界に活動の場を広げている。使用する古典クラリネットは全て自作である。


Clarinette クラリネット

佐々木 麻衣子 Maiko Sasaki

 東京芸術大学大学院修士課程修了。04年JILA音楽コンクール第1位、05年シェファード音楽学校コンチェルトコンクール優勝。アメリカ在住。


Cor de basset

林 みのり Minori Hayashi

 東京都出身。東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院修士課程修了後、同大学院博士後期課程に在学中。修士課程ではクラリネットにおけるヴィブラートの受容史の研究を行った。文章の書けるクラリネット奏者を目指し研鑽を積む。

 在学中、藝大奏楽堂モーニング・コンサートにて、藝大フィルハーモニア管弦楽団とJ.フランセの協奏曲を共演。2019年度BCJクラリネット・アカデミー奨励賞、市川市文化振興財団第4回即興オーディション優秀賞受賞。2022年度瀬木芸術財団短期海外研修奨学生。現代の作曲家による新曲を多数初演する。

 W.Fuchs、C.Neidich、大島文子、A.Carbonare、M.Collins、M.Arrignon、F.Héau、N.Baldeyrou 各氏のマスタークラス及びミュージックセミナーを受講。クラリネットを竹森かほり、鈴木生子、三界秀実、伊藤圭、野田祐介の各氏に師事。


Cor de basset

野田 祐介 Yusuke Noda

 16歳よりクラリネットを横川晴児氏に師事。高校卒業後渡仏、パリ市立第10区音楽院、ヴェルサイユ国立地方音楽院を経てパリ国立高等音楽院を一等賞を得て卒業。C.ドゥシュルモン、A.ブータール、G.ドゥプリュの各氏に師事。室内楽をP.Y.アルトー氏に師事。帰国後、東京でリサイタルを開催。プラハ放送交響楽団、ニューフィルハーモニー千葉、群馬交響楽団、群馬バロックオーケストラ、各地のアマチュアオーケストラと協奏曲を共演。湯布院音楽祭、草津国際音楽フェスティバル、宮崎国際音楽祭などに参加。NHK-FMリサイタルに出演。第6回日本管打楽器コンクール入選、第3回日本クラリネットコンクール第3位入賞。2003年〜2022年、群馬交響楽団首席クラリネット奏者として在団。日本音楽コンクールクラリネット部門、秋吉台コンクール、日本クラリネットコンクール、第6回ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール審査員。現在、東京音楽大学教授、昭和音楽大学非常勤講師、桐朋学園大学音楽学部非常勤講師、東京藝術大学非常勤講師。日本クラリネット協会常任理事。ビュッフェ・クランポン契約講師。


Clavier クラヴィア

小倉 貴久子 Kikuko Ogura

 ブルージュ国際古楽コンクールにおいてアンサンブル部門とフォルテピアノ部門でダブル優勝を果たした日本の代表的なフォルテピアノ奏者。日本モーツァルト協会に多数出演するなどモーツァルト演奏には特に定評がある。 


写真撮影:佐藤 裕子(05年5月東京文化会館公演に於けるもの)

小倉貴久子(05年1月赤坂プリンスホテルでの撮影)

長澤 直子(07年9月東京文化会館公演に於けるもの)